はじめに。
カメラを片手に写真を撮っていて「いいな。」と思うことがふたつあります。
ひとつは「瞬間を切り取ることができる」ということ。
もうひとつは「切り取った瞬間を残しておくことができる」ということ。
アナログからデジタルへ。今や身の回りのモノではアナログのモノを見つける方が困難かもしれません。
電子書籍はその最たる例で、「本のページを捲る」という体験が失われてしまっています。それを「便利」と捉えるか否かは個人差があるでしょうが、私は少し寂しい気持ちになります。
カメラも例外ではなく、デジタル世代真っ只中ではありますがどこかアナログライクな操作感、写真を撮ることの楽しさは今も昔も不変のもの。
それに「瞬間を切り取る」ことはデジタルカメラの方が得意です。
キマった写真もいいですが、ふとした一瞬や何気ない風景を切り取る。
ポートレート撮影でいえばファインダー越しにモデルさんと対話する。
構えない自然な姿を切り取ることができる、その姿に気づくことができるカメラマンはプロなんだなって思います。
じじ臭いようですが、これでも学生です。
このブログはそんなデジタルの海に飲まれないように、備忘録として。
あまり堅苦しくならないように書いていきたいと思います。